人間関係がスムーズなら仕事はうまくいく!        【第2回】アサーティブマインド4つの柱

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ご覧いただきありがとうございます。
Career-Nowの杉浦真由です。

前回よりご紹介をさせて頂いております「アサーティブコミュニケーション」
今回は【第2回】アサーティブマインド4つの柱についてご案内させて頂きます。

☑従業員への声の掛け方に困っている
☑皆が意見を発言しやすい環境にしたい
☑従業員に優しい職場にしたい

そんなお悩みを解決するのに効果的な方法のひとつがアサーティブコミュニケーションです。

【第1回】では自己表現の3つのタイプについてご案内をさせて頂きましたが
記事をご覧頂き、アサーション度をチェックして下さったみなさんは
ご自身のコミュニケーションの取り方の傾向が分かってきたのではないでしょうか?

「そうかそうか!アサーティブな表現を使えば人間関係が上手くいくんだな!」
と理解は出来ても「ところで、どうすればいいんだ??」とお思いの方も多くいらっしゃると思います。

そこで参考にして頂きたいのが「アサーティブマインド4つの柱」です。

   

           【アサーティブマインド4つの柱

この4つの柱を意識していれば、出てくる言葉は、自然とアサーティブなものになります。

率直

自分の意見を伝えるときに、曖昧な表現は避け、率直な思いを具体的に伝えることが必要です。

「他の人も言っていた」など、第三者を持ち出さずに、自分の意見として正直に伝えることで、
効果的な話し合いができます。

対等

上司と部下、販売者と顧客、どのような関係でも対等でなければなりません。

職場では、年齢や役職などにより上下関係ができているかもしれませんが、
話し合いをする時は『ひとりの人間として接すること』が大切です。

誠実

自分に対しても、相手に対しても誠実であることが大切です。

自分の感情を隠す必要も、相手に我慢を強いることもあってはなりません。
例え意見が違っていてもお互いの話に耳を傾け、互いに納得のいく方法を導きだせるように心掛けます。

自己責任

アサーティブコミュニケーションを使ったからといって、100%思い通りの結果になるとは限りません。

自分が誠意を持って思いを伝えたとしても、相手に伝わらない事もあるものです。
しかしそこで相手を責める必要はないのです。

以上、【率直】【対等】【誠実】【自己責任】の4つを意識した言動をする事で、
「非主張的自己表現」や「攻撃的自己表現」を使ったコミュニケーションは格段に少なくなるはずです。

どのような人間関係や状況下でも、アサーティブな自己表現が出来るようにする為に
上の4つの柱を思い出して頂けたら嬉しく思います。