「ジョブ・カード」を活用し企業活性化を図りませんか

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今回は、ジョブ・カードの活用の仕方やメリットをお伝えしたいと思います。

ジョブ・カードとは、「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」の機能を担うツールとして厚生労働省が様式を定め、広く普及を進めているものです。

                   ジョブ・カードとは

ジョブ・カードは大きく3つの様式(シート)で構成されています。
従業員がこれらの3つのシートを記入し、適切に活用する事で、自分について理解を深め、将来へのキャリアプランを明確にすることができます。
*様式1(キャリア・プランシート)には作成を容易にする補助シートがあります。

ジョブ・カードを作成する際は、厚生労働省が提供しているウェブサイト「マイジョブ・カード」に
従業員本人が登録をし、作成すると、容易に追加や編集が出来るうえに、繰り返し見返しながら活用する事が出来ます。
*手書きを希望の際はこちらからダウンロードも可能です→「ジョブ・カード様式のダウンロード

ジョブ・カードの用意が出来たら、活用してみましょう!

【活用方法・メリットその①】採用時のミスマッチを減らせる!

求職者が履歴書・職務経歴書以外にジョブ・カードを提示することで、企業は求職者のことをより把握できるようになります。採用した人物のキャリアプランニングや職業証明に役立つほか、教育訓練の必要性を確認することができます。従業員の能力や強み、希望を理解することで、従業員ひとりひとりの持てる力を最大限に発揮させることができます。

【活用方法・メリットその②】従業員の適正な能力評価でモチベーションアップ!

職業能力証明(訓練成果・実務成果)シート(様式3)を活用して、従業員の実務成果、職業能力を評価することにより、キャリア形成の促進、職業能力の見える化の促進を図ることができます。

従業員の実務経験の評価には「様式3-3-1-2 職業能力証明(訓練成果・実務成果)シート(在職労働者の実務経験の評価用)」があります。
職務遂行のための能力を明確にして企業と従業員が共有し、従業員は実務を行う際の目標とするとともに自己評価を行い、上司等の評価担当者は従業員の仕事ぶりを記録、評価することで、適切な人事評価、ひいては人材育成・人材配置に繋げていくことができます。

【活用方法・メリットその③】従業員の人材育成で定着率アップ!

キャリア・プランシート(様式1)を使ってキャリア・プランニングをすることで、従業員自身の強み、価値観、今後やってみたいことなど、考えがまとまります。

さらに、そのキャリア・プランシート(様式1)を元に専門家のキャリアコンサルティングを受けることも可能となっています。キャリアコンサルティングでは、自身のキャリアについて相談することができ、自身のキャリアプランを明確化し、さらに落とし込むことができるでしょう。

従業員のキャリアの目標やその目標を達 成するために取り組むべきことが明確になるので、職場への定着率が高まります。
また、仕事に対す る目的意識が高まり、仕事にも能力開発にも積極的に取り組むようになるため、企業組織全体が活 性化していきます。 

ジョブ・カード作成や活用に関してお困りの事がありましたらお気軽にCareer-Nowにお問い合わせください。従業員のジョブ・カード作成のサポートもさせて頂きます。
従業員のモチベーションアップ、離職率の低減、企業の活性化にぜひジョブ・カードをご活用ください。