人間関係がスムーズなら仕事はうまくいく!     【第3回】DESC法(デスク法)

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ご覧いただきありがとうございます。
Career-Nowの杉浦真由です。

今回で3回目になりました「アサーティブコミュニケーション」
今回は【第3回】DESC法(デスク法)についてご案内させて頂きます。

☑従業員への指導の仕方に悩んでいる
☑従業員が気持ちよく仕事に取り組めるような依頼の仕方を知りたい
☑良好な関係を築きながら取引先との交渉をしたい

そのようなお悩みに、後述のDESC法(デスク法)を活用して頂くと、
双方にとって納得のいく結果を導き出し、円滑なコミュニケーションがとれるようになります。

●DESC法(デスク法)とは
【第1回】【第2回】でご紹介させて頂いたアサーティブコミュニケーション
のスキルの1つで、主にビジネスの場で活用できる、相手を思いやりながら自分の意見を伝える会話技法になります。

アメリカの心理学者ゴードン・バウアーらによって提唱された
アサーションスキルを体系的にまとめ下の4つのステップに分解したものです。

Describe(描写)、Explain(説明)、Suggest(提案)、Choose(選択)の頭文字を取った言葉で
この4つのステップで会話を進めます。

1.Describe(描写)
ここでは、解決しようとしている課題の現状や、問題となっている相手の行動を客観的に描写し、
事実を相手に伝えます。その際、自分の感情を入れたり、推測で話を進めたりしないように注意しなければ
なりません。


2.Explain(説明)
ここでは、Describe(描写)した内容に対する自分の意見や気持ちを素直に話します。その際、気持ちが昂って攻撃的にならないように注意しなければなりません。

3.Suggest(提案)
ここでは、課題を解決するためのアイデアや代替案などを提案し、相手に対応してもらいたい事、承諾して欲しい事を具体的に伝えます。その際、命令や強制にならないように注意しなければなりません。

4.Choose(選択)
ここでは、相手がこちらの提案に対して、受け入れた場合と受け入れなかった場合、それぞれの反応にあわせて結果や選択肢を示します。その際、提案が全て受け入れられるとは限らない事を予め理解しておきましょう。

この方法は、こちらの要望を強制するためではなく、お互いが納得感を得る事や、問題を解決する事が目的です。そのため、相手を思いやる気持ちや、歩み寄る姿勢を持って会話をする事が大切です。
皆さまの職場でのお悩み解決にお役立て頂けますと幸いです。

DESC法の具体例についてご覧頂きたい方は、Career-Now公式LINEご登録後、メニュー欄「オリジナル教材」よりダウンロード、ご覧頂けます。